5kmレースは、新人ランナーにとって最初の大きな節目となることがよくあります。 5kmレースは、初めてのパークラン完走を目指す人にも、自己ベスト更新を目指す人にも人気のレース距離です。 経験を積むにつれ、5kmを長いスプリントのように感じるようになるため、ベストタイムで走るにはペース配分戦略が非常に重要になります。
5kmは短距離であるため、より速いペースで走ることができますが、ペース配分プランを用意すれば、最大限のパフォーマンスを発揮しつつ、早々に失速するのを避けられます。 ここでは、5kmレースで適切にペース配分を行い、次のレースで自己ベストを達成するための方法をご紹介します。 また、5kmレースに向けたトレーニングの完全ガイドもご覧いただけます。
5kmの目標タイムを設定する
レース当日より前に、最近のトレーニングや過去の成績に基づいた現実的な目標タイムを設定します。
例えば、以前に5kmを25分45秒で走ったことがあるなら、 25分以内を目指すのが妥当な目標です。
目標が24分59秒の場合、 1kmあたり4分59秒 (1マイルあたり8分00秒) のペースを維持する必要があります。
長いレース (10kmやハーフマラソンなど) では、ペースに幅を設けることが役に立ちます。しかし、5kmは短距離であるため、スタートから目標ペースで走り始め、終始そのペースを維持することを目指す必要があります。
5kmのペース配分戦略
最初の2km (または最初の1マイル):抑えめのスピード
スタートしたら、すぐに目標のペースで走りだします。
アドレナリンの影響で最初の500mは少し速くなりがちですが、目標ペースの1〜2秒以内に抑えるようにしましょう。
スタートから非常に速いペースで走ると、早々に燃え尽きてしまいます。 抑えつつも力強く走り続けましょう。頑張って走っていると感じるべきですが、無理はしないでください。
重要なヒント:最初の1kmや1マイルが目標ペースより3秒以上速い場合 (例:24分59秒が目標であるのに、1kmあたり4分55秒または1マイルあたり7分55秒よりも速く走っている場合)、エネルギーを温存するためにペースを少し落としましょう。
中間地点 (2~4kmまたは2~3マイル):踏ん張る
ここからが5kmレースの厳しいところです。 きつく感じるのは当然のことです。
ペースを維持するか、少し上げましょう。
集中力を維持してください。中間地点では、多くのランナーが無意識にペースを落としてしまうからです。
心構えのヒント:トレーニングの最後の追い込みだと思ってください。もう少しだけ頑張りましょう!
最後の1km (または最後の1マイル):全力を尽くす
・全力を出し切りましょう。ここで力を温存する必要はありません。 力を振り絞りましょう!
・最後の500m〜1km (または最後の0.5マイル) でペースを上げ、ゴール手前は全力でスパートしましょう。
地形に合わせて調整する:コースが坂道やオフロードの場合は、それに合わせてペース配分してください。トレイルや坂道のあるパークランで自己ベストを出すのは、平坦でスピードの出しやすいコースに比べて難しくなります。
5kmペース表:目標ペースを見つける
以下は、目標タイムに基づいたペース配分の早見表です。