オープンウォータースイミングは、プールで経験するような落ち着いてコントロールされた環境ではない。 ほとんどのトライアスロンは湖や川、そして潮の満ち引きや波、潮流が関係する海で行われる! ベストなテクニックを見つけることで、より効率的に泳ぐことができるようになり、エネルギー消費も少なくなる!
私のお気に入りのドリルやテクニックをいくつか紹介しよう。
ケイデンス
トライアスロンでは、良いケイデンスが鍵となる! 良いケイデンスを持つことで、決めたペースで泳ぎ、疲れることなくそれを維持することができる。 その見返りが、レースで自分のプランとペースで泳ぐ自信につながる。 また、水泳のように水面が波立っている場合にも、ストロークスタイルを変えることができる。 上り坂を走るときと下り坂を走るときでは、ストライドの長さが変わる。
ケイデンスを上げる練習にとても良いドリルは、水球のドリルだ。 ここで頭を上げて水泳をするのだ。 腕を素早くオーバーさせる。 そうすることで、ストロークの滑りをなくし、手を水中に押し込んですぐに「キャッチ・フェイズ」に入ることができる。
キャッチとボディーポジション
水中での体勢を改善することで、水中で乗り越えなければならない抵抗が減り、結果的に速く泳げるようになる。 最も注意しなければならないのは、頭の位置だ。 高すぎても低すぎても、ストロークのバックエンドに影響を与えるので、スイートスポットを見つける必要がある。 数フィート前方の水中を見つめるのが適切な距離だろう。 腰を回転させながら、腰からパワーを出すことを考える。 大腰筋のような大きな筋肉群を鍛えることも、体幹を鍛えながらこのトレーニングに役立つ。
完璧なポジションを練習するためのドリルとしては、次のようなものがある。 流線型の姿勢で壁から突き落とすだけで、どこまで飛べるかを試すことができる。 あるいは砲丸浮きの練習をする。これは膝を胸まで抱え込み、腕を巻きつける。 バランスが取れてくるのがわかるはずだ。 そして腕と脚をストリームラインの位置に放し、それでも水の上にとどまろうとする!
両側呼吸
自由形で水泳をするときは、両側呼吸の練習をするのがよい。 これはストロークのバランスを整え、直線的に泳ぎやすくするために有効だ。 オープンウォーターに移動すると、水底に黒い線がないことが多いので、これは非常に役に立つ! また、両側呼吸をすることで、レースの進行状況についていくことができる。 あなたの両側には泳ぎの速い選手がいるかもしれないが、泳ぎの速い選手がどこにいるかを意識することで、最適な足を選ぶことができる。
このための良いドリルは、レップ内で呼吸のケイデンスをミックスすることだろう。 例えば、3:5:7:9のストロークごとに呼吸することを意識して4x50mを行う。
足を切り替えて上半身を使うことができる
スイムはトライアスロンの最初のパートなので、残りのレース(バイクとラン)のために何かを残しておきたい。 そのために有効なのが、プールでブイを使って腕を孤立させることだ。 これは上半身の筋力をつけるのに役立つ。
練習に本当に役立つドリルは、プルとバンドワーク(両足を結ぶ)を行い、腕を素早く乗り越える練習をすることだ。 これはオープンウォーターに移ったときにも役立つだろう!
水泳については考えなければならないことがたくさんあるので、最後のアドバイスは、一度にひとつのことに取り組むことだ。 一度にすべてに集中しようとすると、圧倒されてしまうかもしれない。 次のことに移る前に、ひとつのことをほぼ完璧にすることに集中する。