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ランニングマシンのデータとRunnaアプリのデータが一致しないのはなぜですか?

ランニングマシンのアクティビティデータを処理してできる限り正確なものにする手法について

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対応者:Tech Team
今週アップデートされました

距離の推定 (スマート機能を搭載していないランニングマシン)

ブルートゥース機能を搭載していないランニングマシンの場合、ワークアウトの時間と設定速度に基づいて、ランニングマシンで走った距離を自動的に推定します。 例えば、Runnaアプリで時速10kmに設定して1時間走った場合、10km走ったと推定します。

実際には、ランニングマシンのベルトを加速するのにかかる時間があるので、本当のところは1時間で9.9kmしか走っていないかもしれません。 しかし、ベルトの速度はランニングマシンごとに異なっており、ベルトのスピードが上がるまで時間がかかったため目標ペースを達成できなかった、とは言いたくないので、距離を10kmとし、その場合の平均速度は時速10kmになります。

時間の調整 (スマートランニングマシン)

使用するランニングマシンによってベルトの加減速にかかる時間は大きく異なるので、そうした違いを考慮に入れるため、ワークアウトの最中はずっとアクティビティのデータをスマートランニングマシンから取得して処理することにより、間違いなく目標ペースに達していることをRunnaアプリで確認できるようにします。

すでに述べた通り、こうした調整を行わないと、ランニングマシンのスピードが上がるまでの時間も平均ペースに含まれることになってしまい、ラップの平均ペースと目標ペースに差が生じてしまう可能性があります。 これはラップが短くてスピードが速い場合に特に顕著で、平均ペースはランニングマシンで設定した目標ペースから15秒/km程度ずれてしまいます。 これに対処するため、足を踏み出すと同時に目標スピードに達したと仮定して計算しています。 こうすることでランニングマシンの加減速による影響を相殺しています。

かけた負荷はワークアウト全体で帳尻が合うはずです。 というのは、スピードを上げるのには時間がかかりますが、元のスピードに落とすのにも時間がかかるからです。

下のグラフを見ると、実際にどんなことを行っているのかが視覚的によく分かります。 重要なのは、処理して算出した最終的な平均ラップタイムとランニングマシンで設定したスピードが一致することです。 処理をしないと、ラップを重ねるにつれてラップの平均ペースが明らかにずれてきます。

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