軽度のランニングの場合、どれほどのペースで走ればよいのでしょうか? 「快適な」ペースや「会話ができる」ペースとは何でしょうか? どのような感覚のものなのでしょうか?
まず、会話ができるペースは人によって異なるということを理解しましょう。 だからこそ、ペースを測る際に抽象的な指標を使うのです。 「快適」、「会話ができる」、RPE (自覚的運動強度)、HR (心拍) ゾーンといった言葉は、軽度のランニングのペースを測る際にとても役立ちます。 しかし、基本的にランナーのイージーペースは人それぞれで、その人の現在の走力や持久力によって左右されます。
会話ができるペースとは?
会話ができるペースがどのような感覚なのかを理解するために、次回のランニングでは自分の呼吸に耳を傾けてみてください。
会話ができるペースとは、その名の通り、文章を最初から最後まで声に出したり、誰かと会話したりできるくらい遅いペースを指します。
しかし、一人で黙々と走っているときには、それがどのような感覚なのか判断するのは難しいかもしれません。 それで、自分の呼吸に意識を集中する必要があります。 もし自分の呼吸が荒いと感覚や音で感じ取れるなら、ペースが少し速すぎる可能性があります。
もし誰かに呼び止められて道を聞かれたら、すぐに話すことができますか?それとも、息を整えるために少し時間が必要でしょうか? これは、「会話ができる」ペースで走れているかどうかを知る上で良い目安となります。
会話ができるペースと快適なペースとの間に違いはあるのか?
端的に言えば、違いはありません。 イージーペース、快適なペース、会話ができるペースでは、とにかく楽に走ることに集中しましょう!
しかし、短いワークアウトでの会話ができるペース (イージーペース) と、ロングランでの会話ができるペースは異なるということを覚えておきましょう。イージーペースで長時間快適に走るための持久力がまだ身についていない可能性があるからです。
例えば、ロングランにおける「会話ができるペース」は比較的ゆっくりだったり、時間とともにペースダウンしたりするかもしれません。5kmだと楽に感じることが、20kmではきついと感じる可能性があるのです。
Runnaでトレーニングする際、短いワークアウトでは具体的なイージーペースについての指示がある一方、ロングランでは明確な目標ペースがなく、ただ「会話ができる」とだけ表示される理由は、これにあるのです。 具体的な数字にこだわるのではなく、楽に持続できるペースで走ることに集中しましょう。
