ベンはIRONMANの公認コーチであり、6つのフルディスタンスのIRONMAN大会を完走し、コナへの出場権を2度獲得している。
ランニング
トライアスロンでランのトレーニングをする場合、トレーニングプランは同じような距離のランのトレーニングと大きく変える必要はない。 主な違いは、トレーニングするランニングの日数を減らして、水泳、自転車、筋力トレーニングの時間を確保することだ。 週に5日走ることに慣れている人は、4日走ればどうにかなるだろう。複数の種目をこなすのが大変になったら、3日に減らすことを恐れないでほしい。
バイクと水泳
サイクリングや水泳の走行距離も、ランニングと同じように伸ばしていこう。 徐々にビルドアップし、デロード週を取り、軽度のセッションから高速のセッション、長時間の安定したセッションまで、様々なワークアウトを組み合わせて行う。 レース当日に3種目すべてのペースアップができるように、それぞれの種目の距離を単独で楽に完走できる状態を目指すべきだ。
水泳は体への負担が少ないので、ロングランからの回復中に行うセッションとして最適だ。
ブリックトレーニング
トライアスロンのトレーニングについて調べていると、この言葉をよく耳にするだろう。 ブリック・トレーニングとは、基本的に 、自転車から降りてそのまま走ることを意味する。 これは最低でも2週間に1度は行うべきだが、フレッシュな状態で走った場合とペースを比較してはいけない。 まずは短いイージーランから始め、トレーニングを通じて、バイクから降りてすぐにロングランを完走できるようになる。
栄養
栄養はレースだけでなく、トレーニング中も大きな役割を果たす。 トレーニング負荷の増加によってエネルギー消費量は大幅に増加しているだろうから、燃料を確保するためにエネルギー摂取量も増やすことが重要だ。 この点については、日々の栄養ガイドをチェックしてほしい。
水泳では食事を摂ることができないため、バイクセクションではランの燃料となる十分な栄養を確保することが重要になる。 トレーニングの中で、バイクでの燃料補給に慣れ、自分にとって最も効果的な栄養戦略を見つける。 人それぞれ違うことに注意することが重要だ。
最後に、プロセスを楽しむこと。トライアスロンのトレーニングは簡単ではないし、3つの分野を十分にカバーするためにはかなりの鍛錬が必要だ。 しかし、その過程で多くのことを学べるだろうし、一度トライアスロンをやってしまったら、もう後戻りはできないと断言できる!