ハーフマラソンは、肉体的にも精神的にも準備が必要なやりがいのあるレースです。 この準備の重要な側面のひとつがペース配分です。 ペース配分を間違えなければ、力強くフィニッシュできなくなり、それどころか苦しいラスト数kmを味わうこととなります。 ですので、ハーフマラソンの前にペース配分を考えましょう。

まずは、どのくらいのタイムでゴールすることが目標なのか考えることから始めましょう。 例えば、1時間40分を目指すなら、1kmあたり4分44秒が平均ペースとなります。 秒単位で正確なペースを守るのは難しいので、目標ペースの前後3～4秒を目標にすることをお勧めします。 1時間40分のランナーの場合、1kmあたり4分41秒から4分47秒のペース幅となります。 さらに、ハーフマラソンを3つの区間に分けてみましょう。 ヘッドコーチである私の戦略では、ハーフマラソンのペース配分を7kmごとに3つに分けています：

最初の7kmは "簡単な"もしくは "自由な "区間です。 この時点ではまだ疲れていない状態なので、目標ペースをキープするのは比較的簡単なはずです。 実力以上に速く走り始めることは避けなければなりません。レース後半で後悔することになりかねないからです。 これは簡単に達成できると思います。

これは 「内容の濃い」、あるいは「難しい」区間です。 この時点で足に疲労を感じる事があるかもしれませんが、それでもペースを維持することが重要です。 もし抑えているのなら、1kmあたり5秒スピードを上げてみましょう。 14km地点に到達すれば、3分の2が終わったことになります。 この精神的な達成に集中することで、この区間を乗り切ることができます。

この区間が楽しいところです！ この時点で、あなたは肉体的に疲れていることでしょう。 しかし、最後の追い込みだという意識を持つことができれば、良いフォームを維持し、残りのレースを楽しむことができます。 もし余力があるのなら、ラスト1kmのためにすべてを蓄えるのではなく、この区間全体でペースを上げていきましょう。

最後の500mは、トレーニングに励み完走した自分自身に報いるチャンスです。 この考えで、カッコよくゴールするために自分を追い込んでください！

レース当日の幸運をお祈りします！ あなたならきっとできます！