アクティビティが重複しているのはなぜですか?
Runnaはさまざまなランニングデバイスやアプリと簡単に接続できるので、トレーニングをシームレスに行えます。 ただし、複数のデバイスやアプリをリンクさせている場合、アクティビティのエントリが重複して表示されることがあります。
こうした現象が生じるのは、GPSウォッチやスマートフォンなど、複数のソースで同じランニングを記録している場合です。 ランナーの中にはさまざまなデバイスにワークアウトを記録することを好む方もおられるため、Runnaはそうしたケースにも適切に対応できるように設計されています。 そのため、トレーニングデータは正確に保たれており、進歩を把握するためにこれまで通りRunnaをお使いいただいても大丈夫です。
Runnaでは、重複したアクティビティをどのように処理しますか?
重複を検出する
Runnaにアクティビティを保存したり、他のソースからインポートしたりすると、システムが自動的に重複をチェックします。 時間、距離、場所といった鍵となる詳細を比較することで、エントリが重複しているかどうかを判断します。
ユーザーメトリクスの整合を取る
重複しているアクティビティが検出された場合、Runnaではそのアクティビティがトレーニングの合計統計情報に影響を与えないようにします。 重複したアクティビティはバックグラウンドで保存されますが、総走行距離、アクティビティ数、総走行時間、週間走行距離といった主要な累積メトリクスには影響しません。 こうすることで、統計情報を正確に保ち、実際のトレーニングと整合を取ることができます。
重複したアクティビティをアプリで表示して管理する方法
重複を見つける
重複したアクティビティはアクティビティリストで直接確認できます。 複数のソースで記録したアクティビティの場合、アクティビティサマリーカードの右上にアイコンが表示され、どのソースで記録したかが分かります (例:Garmin、Strava、Runnaアプリ)。
たとえば、GarminウォッチとRunnaアプリの両方を使ってワークアウトを記録した場合、アクティビティには両方のアイコンが表示されることがあります。 これにより、そのセッションが複数のソースから記録されたことを確認できます。
ワークアウトを選択すると、以下のように表示されます。
アクティビティを自動的に統合する
アクティビティサマリー画面 (上図) では、重複したアクティビティ記録が1つに統合されていることが確認できます。 複数の記録から最も正確なデータを取り出し、それを1つにまとめて完全なワークアウト記録を作成しています。 どのように行っているのでしょうか?
Runnaは重複したアクティビティを統合して1つにし、最も正確なランニング記録を作成します。 GPSウォッチとRunnaアプリの両方でワークアウトを記録した場合、システムはより正確なGPSデータを提供するGPSウォッチの記録を優先します。
しかし、トレッドミルで走った場合、GPSは屋内で使用できないため、スマートフォンの記録が優先されます。 アクティビティが自動的に統合されない場合は、それぞれの開始時間の差が30秒以内であることを確認してください。 差が30秒を超えると、システム上で重複したアクティビティとして認識されないことがあります。
手動で統合を更新する
思った通りにアクティビティが統合されない場合、以下を試してみてください。
ログアウトしてからもう一度Runnaアプリにログインし、同期を更新します。
「アクティビティ」タブに移動し、画面を下に引っ張って (スワイプして) アクティビティリストを更新します。
アプリの設定でデバイスが正しくリンクされていることを確認します。
使用例:トレッドミルでのランニングを記録する
トレッドミルでのランニングをRunnaアプリとウェアラブルスマートウォッチの両方で記録するとしましょう。 トレッドミルでワークアウトする場合、Runnaアプリではスピードや距離に関して非常に正確なデータを取得しますが、スマートウォッチでは心拍数、ケイデンス、パワーといった他の統計情報を記録します。 Runnaではこの2つの記録を自動的に統合し、それぞれから最も有用なデータを集めて1つの完全なワークアウトエントリにまとめます。
Stravaのアクティビティが重複して同期されるのを防ぐ
StravaとRunnaをリンクさせている場合、トレーニングカレンダーにアクティビティが重複して表示されることがあります。 これが起こるのは以下のような場合です。
Runnaで直接記録したランニングを、Stravaがアプリに再度同期している場合。
GarminウォッチがRunnaとStravaの両方と同期しているため、同じワークアウトがRunnaのアクティビティログに二重に表示されている場合。
これを防ぐには、以下の方法があります。
Runnaで直接ワークアウトを記録するか、GPSウォッチのワークアウト機能 (例:「Garmin」>「開始」>「ランニング」>「ワークアウト」) を使ってワークアウトを記録します。
Stravaに記録しているアクティビティがフリーランニングとなっている場合、「アクティビティをリンク」をタップして正しい記録を選択し、Runnaのトレーニングカレンダーにあるワークアウトと手動でリンクします。
まとめ
進捗状況をモニタリングし、プランに必要な調整を行うためには、トレーニングデータを常に把握しておくことが不可欠です。 Runnaでは重複したアクティビティを適切に処理し、統計情報を正確に保つことで、トレーニングデータの信頼性を高めています。 アクティビティを編集したり、手動で調整したりする必要がある場合は、アプリのトレーニングカレンダーセクションで行えます。
さらにサポートが必要な場合は、ヘルプセンターをご覧になるか、アプリのサポートタブからサポートチームに連絡してください。